『死亡遊戯 Game of Death (1978)』

 
 今視直してもカッタルイ…
いやその、もしブルース・リーがいなかったら後の香港映画がどうなったか?
ってのを考えるとジャッキーやジェット・リー等も恩恵を受けた偉大な先人、
だと思うが… どうも13分しか撮ってなかった部分からの見方を
「もし全部ちゃんと撮り終えていたら?」
 って視点で観てみても、果たして映画の出来としてどうよ? って思うのも
事実なワケで… 実際、代理の人のアクションはヘボいんだけど、リーさんが
やってなかった軽業師的な動きをやってたから、って部分とかも考えると実は
そない出来としては… っと思わないでもねぇですよ。
 映画として酷いけれど、別にそれは主役が死んでしまったからの編集や代役
の無理、ったぁ思い難く… ま、妻共々途中で寝てしまったのは事実ですが、
こういういい加減さって別にこの作品に限らずこの当時の香港映画ならばよく
あったような気がするんですけどねぇ…
 
 あと、サモ・ハン・キンポーが出演してるんですが、ロングタイツでの水面
蹴りとかされたら橋本選手を思い出したですぞな。勿論、動きはサモ・ハン
ではありますが(笑)
 
 
 
 まぁいずれにせよ自分は世代的にはリーさんではなく、ジャッキーよりも
リー・リンチェイだったんだ、ってのはよく解りましたな…