「期待はしたいが… 」(DVD雑記)

 
 子供の頃に劇場で観たのと、フジのゴールデン洋画劇場での放映一度
っきりの合わせて2度の鑑賞しかしていないんだけど、今も私の心に残ってる
映画の1つが『ドラキュラ都へ行く (1976)』なんですな(笑)
 コレ、日本ではVHSが出てない筈だし、アメリカでも長い間VHSしか出て
なかった作品だったんですが、ウッカリしてる間に去年、アメリカでDVD化
されてるのを知って小躍りしたんですがしかし…
 
 <a href="http://www.amazon.com/gp/product/B00094ARKU/qid=1144043234/sr=1-1/ref=pd_bbs_1/103-0625550-2677427?%5Fencoding=UTF8&s=dvd&v=glance&n=130">商品</a>のレビューをつらつらと読んでみると、どうも曲の差し替えがあるようで、
それがファンに否定的な感想を書かせているのを知ってちょっと複雑な気分。
 例えば私も去年、『ECW - ONE NIGHT STAND』を購入したものの、かなり
音声をイジってあったり曲の差し替えにガッカリしたんで気持ちとしてはよく解るん
ですが、しかし権利社会のアメリカにおきて著作権料をフッかけられたら… っと
いう事情を考えると批判ばかりもどうかなぁ… っと。
 レビューの情報が正しければ先に出ていたVHS版も同様の曲の差し替えを
していたようだが、そうなると今後も余程の事が無い限りは… 所謂おゲージツな
映画でもなければ名作、大ヒット作でもない本作は今後もこれが仕様って事に
なるんだろうなぁ… っと、いささか諦めの気分が先に立つ。
 
 私とて完全な版でのリリースを期待はしたいが…
しかし、私の期待する完全版ってのは、ゴールデン洋画劇場でドラキュラ伯爵を
岸田森が吹替えした日本語音声がついたモノ、ですしね(笑)
 これまで観たかったけど観れなかったものが、安価に観られるんだし、曲の差し替え
も一曲だけのようだから、あまり不自然なものになってなけりゃぁまぁ… あんまり贅沢
は言うのもなぁ… っと。何せ10年以上待ってた作品ですしね… 今はただ、
<a href="http://members.at.infoseek.co.jp/dreamfast/2usmo023.html">『The Kentucky Fried Movie (1977)』</a> の時のように、再見してガッカリしやしないか
どうかとか、そういう事の方が気になりますワ。
 
(しかし文化とかに拘るアメリカにしては何ともなぁ… って思わないでもないんです
が、でも、あくまで70年代の一発屋?な人の、まさにその一発の曲とあっては… ねぇ)