キリンビバレッジ 円熟。

 
 とりあえずキリン製品なら… ってな安心感がある私なので若干の偏見は御容赦をば。キリンの発泡酒と言うとメインの淡麗シリーズが強くそれ以外の小麦等は既に終了してしまったりいまいちセールスが伸びない、って情況に見えるけど、
「でも、あんだけ淡麗シリーズでバリエーションつけてたらなぁ… のどごし生もあるのに棲み分けがそうそう出来るワケねぇじゃんねぇ… 」
 っと思っておりました当にその発泡酒の新製品として出たのが円熟。あまり安っぽくない黄金色の缶はこれまでのキリンには珍しいものだが… 実際、パッと見でビールかと思ってました(苦笑)… っと飲んでみるに、
 
 ん〜…
 
 いやマズくないですよ。特にアルコール度数6%って高めになってるせいで飲み応えはしっかりありますし風味って点でもエグ味や苦味がソフトでクドくないけどちゃんとあるし発泡具合もキメ細かいんで後味も悪くはないんですが… ただ、本当にビールと淡麗の中間なんですよ。普段私が飲むのが一番絞りかエビスなのもありますが、その点で言えばちょっと物足りない。と言って淡麗ほど水みずしたサッパリ感っかスッパリ感ってのが無いんですよな。「不味いの?」っと聞かれたら「いや、美味い方なんじゃないの?」っと答えますけど、値段で言えば淡麗かのどごし生が、味って点でビールがある中でその中間の位置くらいの味のモノをあえて選ぶか? っとな。
 
 まぁこれしか売ってない、ってのなら話は別ですが普及って点ではラガーや一番絞りがあるしなぁ… ってトコからすると微妙かと。いや、不味かないんですよ。白麒麟や極生よりも私は好きかもしんないです。ただ… ってトコですかね。よく出来てるたぁ思うんですけどねぇ…