「ウィル・フェレル漬け。」 (DVD感想)

 
 体力と気力が無いと、どうにもヒアリングが甘くなる… っと言うか聴き取れ
ないので、短めのモノを… って事で
『Saturday Night Live - The Best of Will Ferrell - Volumes 1& 2』
 だけ観る事にしたが…
 
 ん〜… ぶっちゃけソフトとしては1だけで充分。
スケッチの出来そのものも、SNLのオーディション風景を収録したりと映像特典
でも1の方が充実していて、正直言って2は蛇足感っか寄せ集め感一杯です。
 まぁ面白いスケッチが無いワケではないんですが、1と比べると… うむ…
 
 でも1は面白いですよ!
いかにウィル・フェレルが多才で、器用なのがよく解る。自分の顔も含めた五体
を思うように動かせているであろう彼氏の動きが、動かなくても兎に角可笑しい!
加えて音感とリズム感がいいから物真似をしても歌わせてもピタリとくる、って
のも映画でゲイっぽい役を主にやってるのを観てるだけでは気がつかない点でし
たね… その分、この人は映画よりも舞台、Live向けの人かと思いましたが。
 
 凄くシャイで、多分アドリブは苦手なタイプってのも込みで、日本で言うなら
イッセー尾形が一番近いんじゃないんだろうか? なんのかんのとキャラの系統
に幅が無いベン・スティーラーと違って、本当に色々なキャラや物真似で楽しい
がそれ故に器用貧乏になっちゃってる部分もあるが、いやぁ『elf』を観るのが
楽しみだなぁ〜…
 
 個人的には1に収録されている『ロクスベリー・ナイト・フィーバー』のバカ
兄弟の元ネタで、これがジム・キャリーとの3兄弟版でもぅ濃い濃い(笑)
 映画でも実現して欲しかったなぁ〜