『バイオハザード4』
『ギフトピア』がアレだったもんですから
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2005/01/27
- メディア: Video Game
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いやもぅ何でしょコレ、OPで夫婦共に観ていてポカーンっとしてしまうくらいに美麗なグラフィックといい、実にスムーズな操作感覚といい、確かに今年の冬にPS2で出るのかもしれんが
「どこまでコレが移植出来るんだろう?」
っといらぬ心配をしてしまうくらいにもぅ燃え燃え。
多分スペイン語と思しき言葉をブツブツ言いながらわらわらわら寄って来るだけでなく射線から外れてみたりしゃがんでみたり窓や柵を乗り越えてきてみたり接近するスピードが一定じゃなかったりしてシャレになりません。一方で村には牛とかもいる御蔭で物音に耳を澄ませてみても判然し
ない時もあったり、何か動いたかと思ったら布キレだったりしてナカナカ緊張感を緩めさせてくれません。思えばリメイク版の『バイオハザード』『バイオハザード0』(GC)でも物陰や物音に怯えさせてもらいましたけど、まさに「幽霊の 正体見たり 枯れ尾花」って実例みたいでしたが、そういう部分も引き継がれていて楽しい!
あと、フルモデルチェンジって事でFPSみたいな画面に不安がありましたが思っていたよりずっと観やすいのは多分上下左右の揺れを減らしているからなんでしょう。ワリと3D酔いし易い私でも全然オッケーです。
私的に興味深いのがソフトが自動的に難易度を調節している部分。
最初、慣らしのつもりでパワープレイに撤していたら弾薬がザカザカ出てきたかと思ったら後で爆弾バカスカ投げられてエライ事になって死んだので、今度は立ち回ってナイフメインにバランス良くエコちっくにPLAYしてみると回復アイテムが殆ど出ない中でわらわら詰め寄られるわ鎌を投
げつけられて死にました(笑)。
んで、また最初からPLAYしてみると途中の大岩イベント、一回目が
「LR同時押しで避け」
だったので余裕ぶっこいてAボタン連打で走りながら指を待機させていたら表示されたコマンドが
「AB同時押し」
… 呆気に取られた刹那、圧死しておりました(笑)が、そういう点も込みでホンマ、よぉやるなぁ… っと。
多分、使用武器と精度と使用弾数、喰らったダメージで判定していると思うんだけど、コンティニューするとグッと難易度が下がるのが目に見えて解る程の調整とそれでいてアイテム大盤振る舞いにはならないバランスの為に一体どれほどの時間がかかったか… 開発者、デバッガー、テストプレイヤーの地獄絵図は想像したくないですなぁ… でも、その地獄絵図があったからこそゲーマーにも一般プレイヤーも楽しめる作品になってる実に贅沢なソフトだと思いますよ。
… って事で、久々に会社に行かずに家でみっちりPLAYしたい作品でございます。今週末と来週末と再来週末は既に妻との約束があるの平日PLAYなのがなんか悔しいっか悩ましいっか切ない…
(しかし… 画面写真で見た限りPS2版も巧くポリゴンを減らしているとは思うんだけど、『killer7』でも処理落ちとかエフェクトの削減とかロード時間の長大とかあったんでしょ… あの霧やもやの空気感まで移植出来るのかなぁ? わりとPS2って発色とか濁った印象があるんだが…
まぁディスク交換が無いであろう事と追加要素は羨ましいけど、実はGC版の方が過激でグロでエロスだった『killer7』のように表現っか倫理問題もあるし… とか思わないでもないんだが… カプコンの看板作品でもあるし、ここは操作感覚とあのわらわら感をキチンと再現してもらって下手は打って欲しくないですよな… )