切ねぇ…(2015年1月7日、ジャスラックの要請により英文歌詞削除。)

Greatest Hits

Greatest Hits

 を買ったが、やはり私的にはベストセレクション! ってなるワケ
ではないんでUSA-P版ベストを作るべくここんトコ から聴き直しているんだが… なんか気分的に辛くなってしまう。
 
 私が初めてOffspringと出会ったのは、セガアーケードゲーム
Crazy Taxi』から、ってんだから遅いんだけど以降、新作が出る度
に買うようにはしているんだが、好きになったのは音楽的に楽しいと
いうのは勿論なんだけど、馬鹿建設的なポジティヴでもなければただ
世の中を嘆き説教するのでもない、彼らなりのちょっと乱暴な善性や
真摯さが好きなんですね。
 しっかし、今回アルバムを通しで聴いていくとなんかこぅ… 若者
のシャイさ込みのポジティヴさと楽観が、次第に成功すれども社会の
巨大さやら価値観の多様化… いや、多層化かな… にも依る苛立ち
等のネガティヴなトーンへ、かつての楽観が願いや祈りにも似たもの
に、苦味をもったものへと変わっていったかのような歌詞はなんか…
聴いていて切ねぇ…
 だって、ベスト版唯一の新曲、
 

 
2015年1月7日、ジャスラックの要請により英文歌詞削除。動画に差し替え。
 

 

 …って歌詞なのですよ。切ねぇっすよ。
 
『SPRINTER』を聴いた時、もぅバンド解散するのか? と思ったもの
だが、そこよりも更に直裁的と言うか… 不満や不安ややり場の無い
苛立ちや無気力感など、かつて社会にぶつけていったものが、自らが
メジャー、社会になってしまった事による結果への自嘲や自傷行為
も思えたものだが…

 しかし、まだ「we」としていて自己憐憫に陥っているワケでもない
から大丈夫だとは思う。でもビートルズの『HELP!』やヴァン・ヘイ
レンの『Jump』やエアロスミスの『Living on edge』とか過去の先
達がそうだったようにメジャーでいる限りはいずれ辿り着き、そして
過ぎるなり乗り越えるなりしていかにゃぁならん地点での作品、なの
かもしれんけど、ね…