BSアニメ夜話 - 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』

 
 なにせ夫婦揃って朝が早いので録画したのを翌日に観る…のもとりあえず一段落ではあるが、これ迄のシリーズで構築してきた枠組みをあえて壊しにかかった実験をしたのは次回シリーズへの期待をしてもいいって事ですかね? っと。
 よくもまぁあれだけ脈絡の無い、番組構成的にその意図もよく解らないメンツで、ちゃんとまとまったものだなぁ、っと。勿論それぞれがプロのモノ作りをしてる人達だけに意識的な役割分担が出来たからこそ、なんだがオチで
「劇場版マクロスは男子校の学園祭なんです」
 って岡田斗司夫のまとめが綺麗に入ってホッとしましたが… なんかジャズとかのセッションみたいだから好んで観てるのか? っと自問をしたりしましたな(笑)。
 
 残念ながらアニメマエストロが一番酷く、あんなのの後がどうなるんだと余計な心配をしてしまったものだが、実際にプリプロの重要性をあれだけ伝えない解説もどうかと思うし、コーナー前までと後の事にも配慮の無さは素材っ〜仕込みがあるから仕方の無い部分ではあっても、語る氷川竜介にアニメ以外の蓄積が薄く見える語りの技術の無さと言葉の使い方、語彙の少なさ等は観ていて辛いなぁ… ハマった時はドンピシャ!でいい塩梅になるんだけど、そうでない時はねぇ… 
「収録はだいたいあの倍は回してまして、私の部分もちょうど半分ほど使われている感じでしょうか。」
 っと氏のHPを見ててもやっぱり、残った部分、使われた部分でナンボではないのかな、っと言っちゃうのは贅沢だし何様だと思うんだけど、でもなぁ… っと。ライターはタレントではないのは承知しているんですけどね、っと…
 
 ただ思ったのだが、マンガ夜話が生放送で着地点なんかねぇよ投げっ放しだよ、っとするのは1つの手法としてはアリなんだがそれこそ『朝まで生テレビ』を私が嫌いなのと同じなんよ。
 声がデカけりゃ勝ちなのか、っと。
 暴言すりゃぁいいのかよ、っと。
そのくせ出席者はそれなりのキャラと役割分担の上での進行しかしていかないから元々議論にもなっていないのが深化も拡大化もしていかない、尺の間で配分しあってナァナァにキャッチボールとビンボールって事ばかりやられてるよりは出演者と製作会社の「底には不信感」をベースにやってるアニメ夜話の方がまだ映像ソフトとしての可能性も面白味もあるんじゃないか? って気がしなくもないんですよね… って楽しみ方をしてる私には今回も
「まぁ面白かった」
 って思ったんですけどね…
 
 っと、
つらつら書くほど『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』に関しての思い入れは無いんよね… 凄い作画だとは思ったけどストーリーのキモチワルさが嫌いだったし、柿崎もフォッカーも扱い悪かったしねぃ。