『WWE DAY OF RECKONING』

WWE DAY OF RECKONING (デイ・オブ・レコニング)

　とりあえずストーリーモード、ＳＤ！とＲＡＷでクリアー。
　これまで私がＰＬＡＹしたＷＷＥゲームは
『エキサイティングプロレス２』（ＰＳ）
『ＷＷＦ　ロイヤルランブル』（ＤＣ）
『エキサイティングプロレス４』（ＰＳ２）
『エキサイティングプロレス５』（ＰＳ２）
『ＷＷＦ　レッスルマニア１８』（ＧＣ）
『ＷＷＥ　レッスルマニア１９』（ＧＣ）
　で、その中で比較すればスピーディーな攻防の展開、逆転の可能性を込めたモーメ
ントシフトなどはゲームとして素直に楽しめた作品だとは思う。
　ただまぁキリがねぇけど残念な点を言えば…
　
・ストーリーに違いが無い。
　選択肢はどちらの番組に所属するか？　って一回だけなのはいいとしても、結局、
登場人物が違うだけで全く同じストーリーってのはイマイチ。おまけにＲＡＷなのに
バッシャムズとタッグ王者の抗争をするたぁ思いませんでしたな…
　
・クリーン、ヒールの性格づけが意味が無い。
　エキシビションなどでＣＰＵに操作させる時だけだったのね…　あと、体重の違い
もストーリーでは特に意味が無いのが残念かと。
　
・勝ち方による分岐展開なりが欲しかった…
　フォール、ＫＯ、タップアウトと３つの勝ち方があるが、結局スペシャル技でフィ
ニッシュが一番ポイントを稼げるんで攻略以上に勝ち方に拘るモチベーションが持ち
難いんですよね。せめてニックネームが変化するとか、対戦相手が変わるのならば、
まだいいと思うんですが…
　
・女性の参加不可ってのは。
　確かに今のＷＷＥでＤｉｖａはお色気専門ではあるけれど、参戦不可ってのは…
だったらクリエイトも無くして、その分ストーリーモードの容積にしてもらった方が
個人的には良かったかなぁ…　っと。
　
・ゲームバランスがもひとつ。
　スパスタのスペックから見てどう考えてもドーピングげなゲージの上昇スピードは
正直言って辟易。あと、トリプルＨがテイカーより堅くて堅くて堅くて堅くて堅くて
「これも義理の息子仕様！？」
　っとウンザリ。
ストーリー上、どうしても勝てない強制イベントみたいなのはいいんだけどそれ以外
でのバランスの取り方にはかなり疑問を感じなくもなかったですな…　必殺技は一回
決まれば必ずフォールの筈なのに、キックアウトがアドレナリンゲージも関係してる
せいか一発じゃ駄目になってくるから二発、三発って重ねて…　ってのもねぇ。
　
・ラストが気に入らない。
　ＷＭ２０のラストでベノワとエディの抱擁が感動的だったのは共に苦難の道程があ
ったからで。ど新人がＲＡＷならバティスタと、ＳＤ！ならハースと抱擁したって…
　
・隠し要素の出し方がなぁ…　
　１度目のクリアーで隠しキャラはフルオープン、クリエイトポイント８００、って
なった後での２度目のクリアーがクリエイトポイント１０００になるだけってのは。
元々ストーリーモードが「クリエイトポイント２５１以下」ってなっていて、ストー
リーモードクリアー時には大抵１０００以上になってる事からすると女性クリエイト
キャラの為の措置も兼ねているのかもしれんけど、ちょっと曖昧かな…
　
・トレーニングモードが…
　お手本が無いから自分でタイミングを測る、ってのはまぁいいとしても例えばリン
グ内トペとか絶対使わない技までクリアーしないと最終テストが出来ない→ボーナス
が貰えない、って仕様はなんか納得いかねぇです。
　
・モデルの使用ポリゴン総数制限が欲しかったか？
　豪華にあれやこれやとパーツ、ギア、ペイントを選択すると処理落ちするんで。
そうなるくらいなら選べれるパーツの数はこのままでいいけど、装着出来る数自体は
減らした方がいいかな、っと。
　
・カウンター演出は自分だけ。
　カウンターが成功すると画面がフラッシュするのは視覚的なんだけど、タッグ戦や
ランブル、フェイタル４ウェイん時とかには結構フラッシュしまくりでうざったい。
たまに「やべっ！　返された！？」って思ったらヨソだった、ってのもありますしな。
　
　…　っと、結構書きましたが、それでも楽しめたのは読み込みの速さと展開の速さ
ですかね。やっぱセーブ、ロードで待たされるのは嫌ですからね…
　
　アメリカではこれの続編も出るようで、ストーリーモードは更に充実するそうです
が、それを「買ってもいいかな」　っと思えるくらいにこれは出来が良かったんじゃ
ないかな？　っと、息抜きにＰＬＡＹしてます。