微妙。
本国イギリスだけでなくアメリカをはじめ各国でヒットしていながらも、
かたや日本劇場未公開ビデオスルーの『Shaun of the Dead (2004)』と、年内
劇場公開予定の『The Hitchhiker's Guide to the Galaxy (2005)』、予算の
ケタは後者の方が多いんだろうが中身の面白さがどちらかが上なんて解らない筈
だし、前者はユニーバーサル、後者はタッチストーンだからスタジオの大きさや
政治&営業力の差でもない筈で、多分『SW:EP4』公開でのSF人気に便乗
しようという日本の配給会社のソロバン、それ自体は商売として間違っていると
は思わないけど露骨に透けて見えているのがなんか腹が立つ。
いやホント、面白いんですって、
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ならではの物語になっているし、人物造形やテンポや音楽の使い方とかではハリ
ウッド・リメイクの『ドーン・オブ・ザ・デッド (2004)』より巧いし、それで
いてイギリス製らしいブラックなギャグが強烈だし… そりゃまぁ
- いくらSFXだと解っていてもホラー映画がとにかく嫌い(又は駄目)。
- イギリスならではの底意地の悪いユーモアが性に合わない。
って人にはオススメはしませんが、逆に
- ロメロ版『Dawn of the Dead』が大好きだ。
- Monty Pythonが好きだ。
- 人種とドラッグとセックスだらけの最近のハリウッドコメディに食傷気味。
の、どれかに該当するのならオススメしたいんですよコレは…
って、脱線しちゃいましたが、まぁまだ公開されるだけマシと思えば喜ぶべき
事ではあるんですけどね… ウィル・フェレルの出世作の『elf (2003)』とか、
日本未公開どころか未ソフト化の作品なんていくらでもありますしねぇ…
でも、ベン・スティーラーの日本では最新出演作の『ドッジボール』も地元の
シネコンでは上映されなかったような田舎だからなぁ… 観れるかどうかは字幕
が戸田奈津子かどうか? ってのと同じくらいに微妙。