「観てはみたいんですけど、ね…」(映画雑記)

 ポツポツと毎回dvdの注文の際に【箸休め】の品としてソフトコアを一緒に購入している。
そのお国の流行り廃りや歴史や文化とまでは呼べないその時代の風俗、雰囲気をあらわしてる
商品だと思うのと、まぁノーマルな男として綺麗なネーチャンがキャーキャーやっているのを
見てそない腹が立つもんでも無いからなんですが、時としてほぼポルノとかまんまポルノって
のを掴ん愕然茫然とする事も珍しくはないんで油断は禁物ですが…

 まぁ自分の傾向として、罪の無い陽気なモノが好きなんですよ。
だからラス・メイヤーのようなバイオレンスが加味されるのは若干苦手な一方で、バーレスク
映画やらはこれからポチポチ買っていこうかなぁ… っとは思っておるのです。勿論、ネット
で御開帳以上のグロだって簡単にアクセス出来る現在からすれば退屈なモノばかりですし、今
と比べりゃ出演者の年齢もずっと高いんだろうけど、呑気さでは昔に勝てないですからねぇ…
 まぁその呑気さにつられて眠る事もあるんですけども(爆)。

 …というのはさておき、そういう昔のお色気映画ってのを今買おうとすると実は結構難しい
ものであります。かのフランシス・フォード・コッポラの劇場用映画デビュー作にしてヌーデ
ィー・キューティーである『グラマー西部を荒らす ( TONIGHT FOR SURE (1961))』は本国
でも大昔に発売されたVHS版しか無い(コッポラ黒歴史だからかもしれんけど(笑))。
 あと、どっきりカメラの元祖とされる『裸の女にナニをする ( WHAT DO YOU SAY TO A NA
KED LADY (1970))』はソフト化さえもされてはいないようで…

 70年代のお色気映画っかポルノのソフト化は日本が一番進んでいて、シルビア・クリステ
ルやなど、本国よりも映像のソフト化が進んでるんですけど、法外なボッタクリ価格なのがね。
呑気なお色気
モノでぼへぇっと観るだけの作品に¥5000とか払えませんっての。

 ティント・ブラスとかジェス・フランコとか、ホワイトプロイテーション系って言うんでした
っけ? そういうのも含めるとこのテの道の長さもどの程度のものか見当もつきませんなぁ…

 時間と資金が充分にあるのなら、ボチボチっとそういうのを観てはみたいんですけど、ね…

(映画史的ってだけでなくサミー・デイビスJrの『ハリウッドをカバンにつめて』を読むと、
『Deep Throat』とかも観てはみたいんですが… 関係者のその後を思うとちょっと手を出す
気にはなれませんなぁ… )