「無題」(雑記)

 東海大地震が来る、と自分の年齢とほぼ一緒の期間ずっとそう言われてきての30数年。
毎年、震度3か4の地震が何度も来て… ってな状態が続くといい加減、どこか人間として
慣れ、ってよりは壊れてくる部分は確かにある。ただ、防災という点で言えば先の新潟での
事を見れば解るように、日々個人がどれだけ準備をしていたか? という点での差が出る。
公的機関による救済は「公」である以上遅く薄いものだし、マスメディアによる復興妨害等
を思えば自衛自済の気持ちも用意も持っておかねばなぁ… っと、いうのが日常で。

 しかしまぁ、
 去年の会社の入っているビルでの防災訓練の後で中区消防署の署長の講演で
「え〜東海大地震は絶対に来ます。どうしても被害に遭いたくない方は、どうぞ今のうちに
この国から出ていってください」
 ってのや
「災害が発生した時、私達は皆さんを助ける事は出来ません。企業の皆さんを消防署として
助ける、という事は出来ませんから。期待してる方もいるかもしれませんが諦めて、あくま
で皆さんで対応して、何とかしてください」
 ってのは正論だとは思うが、ブクブクに太った白ブタにニヤニヤ笑いながら言われたかぁ
ねぇよなぁ… って思いましたけどね。

 まして「人間の都合なんかは全く関係無しに起こるのが天災。しかし、起こった天災被害
を拡大させるも縮小させるのも人間次第」ってのに、災害対策本部を設置するべき市庁舎が
国の震災基準を満たしてない上に、補強工事をする金が無いからやらない・やれって言うん
なら国が出せ・出さないんなら工事はやってやんない、って言うくせに万博には税金だけで
なく企業やら何やらから得た協賛金やらジャブジャブ突っ込んでる名古屋でなんか被災した
かねぇよ岐阜の私は… とか思うんですけどね… っと、何となく会社の机ん中の対災害用
装備品(医薬品、食料、ラジオ、ハンマー等ナド)を確認したりしてみる火曜日。