「気分」(日記)

 ボツボツとレビューの為ってのも兼ねて昨年末買ったdvdを観てはいるが
イギリスからのはチョイとハズレ気味で気分が盛り上がらない松の内

『The Wind In The Willows (1996)』は児童文学の実写化だから楽かなぁ?
と思っていたが、これがもぅ容赦無しの喋りで速いわイギリス的アクセントに
耳があまり馴染んでないんで聴き取り辛い上に英語字幕が無い、っと三重苦で
まともに最後まで観れてない。特に悪徳弁護士役のジョン・クリーズの法定の
シーンなんか速い上に法律用語的言い回しでの言葉遊びなんて私には解らん。

『Full Circle With Michael Palin [1997] 』、前作が素直に面白かった
んで期待をしていたけど、凄いローテンションからスタートするので挫折中。
調べてみるとこの撮影の本当に直前まで『危険な動物たち』の撮影をしていて
休養も出来ぬままのインだったせいらしいが… 確かに中盤からは気持の持ち
直しはしているものの、テーマが「太平洋の国々を輪として繋いでゆく」って
ので、本当に80日間で飛行機を使わないって制約のあった前作と比べると、
緊張感とかテンションが薄くてノンビリしてるのがどうも性に合わんのよね…

 どちらも映像的によく出来ているしテーマ自体も嫌いではない。
妻に指摘されて解ったが、私は辛気臭いモノや説教臭いモノは嫌いなんだが、
それよりも駄目なのが貧乏臭いモノ。亜細亜方面の開拓を後回しにしてきたの
もまさにそうなんだけど、そういう貧相さや貧乏さはこの2つには無い。が、
ノれんもんはノれんのですよね…

 まぁ気圧が不安定なのと寒さと疲れで体のアチコチが痛んだりしてる状態、
気分もあってノれないのかもしれないけど、そういうのをフッ飛ばして思わず
最後まで観てしまうような… 去年で言えば『The school of Rock』や
『Shaun of the dead』のようなタイトルと出会いたいなぁ…

 …と、思いながらAmazonを眺めてますが、ノッドな気分だとそれもなんだか
はかどりませんな。『Napoleon Dynamite』とかローテンションなタイトルが
やけによく見えますからなぁ(苦笑) 『Team America: World Police』の
方が今は観たいんですけど、ね…

(未消化のモノがあるのに注文すると溜まっていくばかりだから何とか気分を
盛り上げていきたいんですが、ねぇ… )