「ふざけるんじゃねぇよ」(時事雑記)

 このところ、
よほど値段の違いが無い限りcdにしろdvdにしろ国内版を買わないように
なっている。元々私がマイナー嗜好ゆえに日本版がリリースされない事も少なく
ない… 特にブート系とかね… ってのもあるが、そうでないモノにしても
リリースが遅かったり、ジャケがダサくなってたり、変なボーナストラックを
つけるかと思えば、一方で日本版のみのリスト構成になってて削除される曲が
あったり、特典が削られたりCCCDになってたり、いくら字幕なりの翻訳を
つける手間がかかるにせよUSなどの元版の何倍もの値段をつけるような真似
をされては付き合ってらんないっての…

 と、思っていたのだが、最近海外版洋楽cdの輸入禁止も出来る法案が審議
されているそうで気分が悪い。
 元々、中国や韓国からの逆輸入邦版の規制が主目的らしいが、どの業界でも
コスト削減や価格抑制&下げに血の涙を枯らすほどの企業努力をしているのに
再販制度とのダブルブロックでケアされてる音楽業界なんか優遇してどうする
ってんだ? まず再販制度を廃止してからならともかく、リリース期をズラし
たりする事もせず、中国や韓国への違法コピーへの指導や対策もせず、ただ
輸入禁止ってのを先にしてどうするってんだよ?
 昔から叩くのは河原乞食の方だったのに、客を叩いてどうするっての。
 よりネットを利用してのリッピングデータのやり取りが増えるだけだっての。
 ますます新品が売れなくなるだけだっての。

 そりゃぁ道はいくらでもあるし、ネットの時代とは言っても、こんな馬鹿な、
筋道の順番以前にトチ狂ってるとしか思えないようなモノを審議してる、って
のは… 推進派に自民も民主も関係無いようだし… ふざけるんじゃねぇよ。

 コレに関してはちょっと他人事じゃないんで何か自分も協力出来る事はする
つもりですわ。

●参考HP
海外盤洋楽CD輸入禁止に反対する
http://sound.jp/stop-rev-crlaw/