「大きなお世話だけど」(dvd雑記)

 先日発売された同名のベスト盤からPVのあるモノを収録
した『Michael Jackson: Number Ones』ってDVDを観る。
『スリラー』がエンドロール付きの完全版が収録されている
かと思えば『BAD』はショート版、『スムース・クリミナル』
なんざストロボショット版、ってよく解らないセレクトに
なっているんだが個人的には版権の問題もあろうがやっぱり
P・マッカートニーの競演だった『SAY SAY SAY』も入れて
欲しかったんだがなぁ… って思うんだけどね。

 音・映像共に若干のリマスタリングがしてあるっぽい印象
(だけど『スリラー』に傷が見受けられるのはワザとなんだ
か保管のミスかよく解らんのだが… )、これで約$13
(¥1500程度)だったら… 流石に日本版の¥2800
は暴利だと思うけれども… 買って観終えてみて
「まぁいいかな?」
 というトコロです。

 <font size= 5 color= red >でも
 リージョン設定が1、3、4、5、6、
 ってなっているのは露骨だとは思いますが。</font>

 MTV黎明期が思春期真っ只中だった世代としてはホント、
懐かしいんですが通しで観るとやっぱりツライものもありますな。
 彼がどこをどう整形しようが彼の勝手なんだけど、最後のPV
での顔のガタガタっぷりには悲しくもなります。何故なら、彼の
眼や口は昔と同じなんで余計にその崩れっぷりが目立つんです。
 体型の維持とかホント、プロ根性の塊だとは思うんですよ。
でもねぇ… シンガーとしてのマイケルってのでなく、ダンサー
としてのマイケルをいまだにやらなければならないのはいい加減
もう止めてもいいんじゃぁないのかなぁ… とか、まぁ実に
大きなお世話だけど、同時代の人として色々と感慨深かったですな…