「難しいさね。」(DVD雑記)

ボウリング・フォー・コロンバイン』そして『THE BIG ONE』
にハマってしまって『Awfle Trueth』も購入してみる。
 いくつか『ボウリング〜』にも流用されたエピソードのあるが、
イラク直輸入石油のサダム・ガソリン・スタンド」
 をはじめとして、よくもまぁ… いくらケーブルTVの(多分)深夜番組
だからとは言え、ここまで出来るものだと驚くやら呆れるやら。
 というかさ、普通はまぁ
「わぁー、あめりかってひどいくになんだぁ」
 とか思うくらいなんだろうけど、私にしてみれば例えば「容疑者を暴行した
警察署見学ツアー(暴行現場のトイレにもネ)」とかがいくらTVだとしても
出来てしまう事も、それを嫌でも受け入れて取材させる、ってのが出来るだけ
まだアメリカの方がマシな部分もあるんじゃぁないのかなぁ…
 とか思うんですけども。

 ってのはさておき。

 コレも注意して聴いていると、結構字幕に意訳があったり、訳してなかったり
なぁんか左翼用語っぽい超訳があったりしたのが気になって吹き替え音声にして
みたんだけど、M・ムーアが早口なせいもあるが字幕訳と吹き替え訳が同じで
ちょっと残念ではあった。
 とは言っても、
「犬」という言葉で日本人が想像する犬と、「DOG」という言葉でアメリカ人
が想像する犬の姿が違うように(韓国人なら「鍋」、か?)、翻訳ってのは元々
制限された、限界、無理のあるものでしかないし、ニュアンスとか意味合いって
のも、私が日本産まれで日本育ちゆえに皮膚感覚的に、とかで実感、共感っての
はまず無理なんだろうなぁ…
 と、思うんだけど、
出来ればまぁ、製作者の意図っか意思に関してはなるべく間違えずに受け止め、
考えたいなぁ… と注意するようにしてはおります、一応。
 出来る範囲であっても、出来る事はしないとね… っとぉ。

 で、評価としては
「(=゚ω゚)ノ ☆☆★」
 ってトコかな?
流石に「歴史」になっちゃってたり風化してたりする部分もあるし(だから結局
シーズン2のみのリリース、なんだろうね…)、大統領選等アメリカ人でないと
解らない、解りにくいトコも少なくないんでまぁこんなトコかな? っと。
 
(しかし、字幕もそうだけど邦題の『マイケル・ムーアの恐るべき真実・
アホでマヌケなアメリカ人』ってダサイのは勘弁してくれよな…)