「客をナメるのもたいがいにしろ」(DVD雑記)

 私が大好きな映画の1つ、
『ナイトメア・ビフォァ・クリスマス』
 のDVDを購入する時、実は一瞬躊躇した。
VHS版に収録されてるティム・バートン監督の初期
短編映画も、予告編も、映像特典も何も無い、
<FONT SIZE=5>本編と日本語音声だけで
 ¥4700</FONT>
 ってのはチト高くないか? と。
しかし、大ヒットした映画でもないし、ハッキリ言えば
日本ではマイナーな作品、である。リリースされている
だけでも喜ぶべきだと思ったし、ここで躊躇した事に
よった結果、買い逃しして後で入手困難、ってのも… 
と思ったから、サッサと購入したのだがまさかその購入の
半年後に、まさか
「予告編」
「スタッフによる音声解説」
「チム・バートン監督の初期短編映画」
「未公開シーン」
「メイキング」
「デザインスケッチ」
 という映像特典満載のコレクターズ・エディションって
のは(いくら初回生産限定とはいえ)
 <FONT SIZE=5>¥3800</FONT>(フィギュア無しの方)
 という値段でリリースされる知った時には殺意すら感じ
ましたよ私は。元々アメリカなどではこちらが通常版で、
私の買った本編のみってのは廉価版としてリリースされて
いるのを知ってまた激怒。そして
「じゃぁ、日本の今まで出していた本編だけのは?」
 というと、11月22日に通常版として
 <FONT SIZE=5>¥2500</FONT>でリリース
と知ったらもぅねぇ… なんか日本版をわざわざ買うの
ってアホらしくなっちゃいましたよ。

 このDVDを出しているブエナ・ビスタ・ホーム・
エンターテイメントという会社、調べてみれば
『スターシップ・トルーパーズ』等でもまず本編だけの
ものを発売してから1年後に特典ディスクをつけた
「コレクターズ・エディション」ってのを出すメーカー
なんだよね。
美女と野獣』だって好きな作品だけど、このメーカーが
出している商品なんか安心して買えんよ、もぅ。
 客をナメるのもたいがいにしろ。
 少なくともお前の会社の商品は、もぅこれで買わん。