「悪気は無いんだろうけど、きっと。」

 名古屋駅前でありつつもなんかビンボくさいビルの外観
で敬遠していたものの一応タワーレコードが入っている
ので覗いて見る事にする。
 まぁ、ネット通販と地元の流通の変化もあって最早、物
の入手に関して名古屋などで物探しをするのは自己満足
以外の何物でもないが、まぁ仕事帰りの気分転換がてら…
といったトコロか。
「でもなぁ… 昔は輸入盤を当たろうと思ったらタワーに
行くしかなかったんだがなぁ… 」
 などと思いつつ覗いてみるが、やはり特に驚くほどの
品揃えとも思えずにいたが、ふとサントラの棚を見てると
シザーハンズ』の輸入盤が目に止まる。個人的に自分の
境遇やらを刺激してたりして辛い部分も多いが映像的に
とても美しく、そして好きな映画でもあるし、国内盤と
違い、先日購入したDVDと同じジャケットなので買おう
とするが、よく見るとこの店の店員が書いたと思しき汚い
字の手書きの紹介カードがついていて…
 
シザーハンズってのは「ハサミの手」って事。
 さっすがバカ映画監督ティム・バートン、すっごい事を
考えるよね〜♪ だっけどハサミの手てどうなんだろうね
実際? なんかすっごく不便そうだよね〜♪ だけど
そんなバカ映画と違ってサントラの方はしっとりとした
いい曲ばかり! これはオススメですよ〜♪」
 
 なんかちょっと<FONT SIZE=6>ぶ</FONT>ッ<FONT SIZE=6>殺す</FONT>ってカンジ〜。