「成人、ね…」(雑記)

 
 1月15日が成人の日でなくなってから久しいものだが、今日行われた
各地の成人式での騒ぎがニュースで取り上げられている様、というのは実に
みっともないっか個性だ何だと言って結局メディアにノせられ同調している
様が恥かしくないのかね? と思ってしまうのだが。
 
 と言う私はといえば、
 
 実は会場までは行ったのだが式場の仕切りが悪いので記念品も受け取れず
会場が満員で立錐の余地無しだったもんでそのまま家に帰ってしまったので
成人式に行ったという記録も証拠も無かったりする。
 
 別にそれがカッコイイとかではなく、単に座れもしない上に係員が統制も
管理も放棄した混乱した場所での成人式、だなんて無意味にしか思えなかった
し、式場で再会した同級生らと何かするような気にもなれないんじゃぁ式典
に拘束されるよか自分の時間を過ごす方が有意義に思えたし… ってだけの
話で。
 
 当時でもなんか勢いついて騒いでいる連中はいたが、酔っ払いオヤジが
クダまいてるのと変わらん、っと実にみっともない事にしか見れなかったが
式典の参加や同級生との再会で感激したり泣いたりするのも同様にみっとも
ないと思っていて。
 
 自分がその場に行けば違うのかもしれん… と思って行ってみたものの、
結局行く前に思った事と大差無かったから帰ってきたものだがそれから十数年
経てみても、
「まぁ、それで良かったんじゃぁないんだろうか?」
 としか思わないし、それこそ野球やサッカーやらで大騒ぎしたいだけの
有象無象と一緒くた扱いにされる「式典」なんぞだったら御免だよなぁ… と
思うだけで。
 
 いい思い出がある人なら腹立つのかもしれんが… 戦後、共同体どころか
家族の物語まで否定してきた日教組教育の結果がこんなもんじゃないですか。
連なり託すべき物語を式典ん時だけ持ち出されたってしょうがあるめぇに…
まして、そんな程度なのに権威だ体制だと勘違いして反抗して喜んでる子供
にも、イチイチ取り合うのなんざ無駄だと思うんですけどね… そんな子供
しか育てられなかった親連中がぁ? っと、いやもぅ皮肉とかじゃぁなくて
ホントにそう思うんですけど、ね。