お正月映画。

 
 どれだけ客を待たせようとも決して窓口を全部使おうとはしないみずほ銀行でのイライラしながらの待ち時間。仕方なく手にした週刊新潮の映画紹介ページ(あんなもん感想でも評でもねぇ)にて『Mr. & Mrs. Smith (2005)』が
「あとにはなにも残らないがお正月映画だからこんなものか」
 っとあったのに何となく失笑。
 
 日本の配給会社の都合、目論見、算盤でたまたま年末〜新年の所謂「お正月シーズン」向けとして公開されるだけの話で、実際の『Mr. & Mrs. Smith (2005)』の本国公開は今年の6月10日でヨーロッパでも大体同じくらいの時期に公開されていて。それなりにヒットしたからってのもあるけどクリスマスシーズン前にDVDも発売(DVD Release Date: November 29, 2005)されている作品を、日本の都合だけでお正月シーズンに公開って映画を「お正月映画だから」って言い草もねぇでしょ? 『Born To Fight (『7人のマッハ!!!!!!!』 (2004))』だって確か現地などでは夏頃に公開されていた筈だしねぇ… そのうえ腐すのもどうなんだろう? 大体、腐す程に日本映画って御立派なモノばかりですかいねぇ? っと思ったからで。
 
 いやまぁそのレビュワーだか記者だかコネ寄生虫か知らんけど、書いた人だってそういう事を知らないワケでもあるまいのに… 為にする腐しや当て擦りこそがオッサン週刊誌のウリでありオッサンにとっての喜び&マインドであるとはしても… 無理にオッサンが観なきゃならん映画でもないんだから無視すりゃいいじゃねぇの。なのにブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーもロクに知らない観てないオッサン向けの週刊誌で腐す必要なんてあるんだろうか? だって知ってて腐すならまだしも、伝聞な上にロクロク相手も知らない腐しを喧伝してて楽しいのかぁ? って思うんですよな… まして試写って紐付きの上でやってるんだから印象批評ですら無いようなモノを垂れ流していて恥ずかしくは無いんだろうかねぇ…
 
 まぁそういうのも込みでの「お正月映画」なんでしょうけども、いっそ
「日本人なら正月は成田屋で決まりでしょうが!」
 ってくらい言えばいいのに… って、映画じゃねぇじゃんなぁ何書いてんだ私(爆)。