The 25 Most Shocking Moments in Movie History

 
 元記事allcinema ONLINEより。
映画専門誌PREMIEREっ〜と御上品な印象があるんだけど、そんな雑誌が「最もショッキングな場面のある映画26選」と選んだ基準はスプラッタってよりもバイオレンスや(映画の歴史的に)衝撃的か、って事らしい。
 とは言え、なかなかリストを見ると面白いワケで…
 
 って事で
毎度リスト関係ん時のようにグダグダと感想を書くので興味がある人だけ
 ただ流石にジャンルも年代も広すぎて観てない映画もあるんで(平伏)、ホンット、適当で、ですが。

 
『The 25 Most Shocking Moments in Movie History』
 
1・『THE CRYING GAME (クライング・ゲーム (1992))』
 数多いゲイ映画の中から『太陽がいっぱい』ではなくこれですか… 多分、冒頭の拉致シーンからなんだろうけど、そんなにショッキングなのかなぁ? なんか凄く印象が薄くなってる映画。
 
2・『THE PUBLIC ENEMY民衆の敵 (1931))』
『顔の汚れた天使』でのキャグニーに興味を持って追いかけてた時に一度観たっきりかと。呆気なく死ぬトコロなど当時なら画期的だったかもしれんが… これなら『灰とダイヤモンド』等フィルム・ノワールやらアメリカン・ニューシネマを経験してしまった身には… と思わないでもない。
 確かにキャグニーはいいし、悪くない映画って印象はあるんだけど…
 
3・『ALIEN (エイリアン (1979))』
 リストの中では劇場で観れた数少ない作品、だが… エイリアンの造形は兎も角として、表現、演出自体はクラッシックな気がするんですけど…
 
4・『PSYCHO (サイコ (1960))』
 無難っちゃぁ無難か。でも公開当時のショックは、もぅさんざん流用されているだけに感じられないのは仕方無い事、か。
 
5・『BONNIE AND CLYDE (俺たちに明日はない (1967))』
 突然の惨劇での終幕ってのは確かにショッキングだったかと。わりと私はアメリカン・ニューシネマって嫌いなんだけど、コレは別腹(笑)
 飯食うトコとかいいシーンが多いんですよね、コレ…
 
6・『RESERVOIR DOGS (レザボアドッグス (1991))』
 耳切りシーンは実際に切っているカットは無いんだけど、ってトコか。
戸田奈津子のバカ訳でなければもちっと日本でも評価されそうな気がしないでもないんだけど、意外とこういうテイストってかつての新東宝とかATGとかであったような気がしなくもないから微妙ぅ。
 
7・『DELIVERANCE (脱出 (1972))』
 ローレン・バゴールの方(『TO HAVE AND HAVE NOT (1944))』)しか観た事ねぇっす。
 
8・『CARRIE (キャリー (1976))』
 きましたな(笑)。コレが入らなくてどうするんだと。
 
9・『THE EXORCIST (エクソシスト (1973))』
 当時観た人にはショッキング、だったって事かなぁ…
 現在では映画史的っての以外に特筆すべき事は無いと思うが…
 
10・『Un Chien Andalou (アンダルシアの犬 (1928))』
 実験映画ってよりアングラ映画の印象。お話が特にあったワケではないと記憶しているが… 目ん玉切り裂きとか月とかまぁ不穏な映像の羅列でもう一回観たくなるタイプではなかったが、こんなに古い映画だったとは思えない。私が観たのは変なオケ風の音楽がついていたと思うが、それも込みでの「味」だとは思うです。
 
11・『Saving Private Ryan (プライベート・ライアン (1998))』
 冒頭の戦闘シーンは確かにエグかったが… 観ていて麻痺してきたが。ああいう執拗なデティールは『1941』の頃からあった、とは言え…
 
12・『The Texas Chainsaw Massacre (悪魔のいけにえ (1974))』
 まぁ順当、かなぁ… ただ持ち上げられ過ぎな気がしないでもない。
 
13・『The Usual Suspects (ユージアル・サスペクツ (1995))』
 観てない… orz
 
14・『The Godfather (ゴッドファーザー (1972))』
 馬首とか確かにエグイ半面、対比する結婚式の場面の綺麗さも忘れ難い。アメリカの移民三代記として時代の移り変わりを描いた大作になったが、やはり個人的にはこの1作目が一番好きかも… ってのは歳かな(苦笑)。
 
15・『Don’t Look Now (1973)』
 日本では未公開のようなので知らないっす。
 紹介文によればオカルト物っぽいようなんですけど。
 
16・『Pink Flamingos (ピンク・フラミンゴ (1972))』
 下品な、下劣な事が大好きな監督が大好きな出演者と共に多分、思うがままに撮影したものであって、興味本位で観ると確実に後悔する一品。
 っか、私はスカトロは駄目なんだってば…
 
17・『Star Wars: Episode V? The Empire Strikes Back
   スターウォーズ エピソード5−帝国の逆襲 (1980))』

「ルーク、私がお前の父親だ」ってショッキングなんっすかッ!!!!!
 
18・『Planet of the Apes (猿の惑星 (1968))』
 確かにこの初代は名作かと思う。ラストも… ね。ティム・バートン版も含めた以降の作品は正直観れたもんじゃなかったが、この1作は好き。
 
19・『Once Upon a Time in the West (ウエスタン (1969))』
 未見。ウエスタンはあんまり観てないんっすよね…
 
20・『The Shining (シャイニング (1980))』
 ダニーの幻視の場面も、
「働くばかりで遊ばない ジャックはいまに気が狂う」
 もいいけど、やっぱバーのシーンじゃぁないのかなぁ…
 
21・『Audition (オーディション (2001))』
 三池監督、きましたな。そういえば前回の
『the 50 Greatest Horror Movies Of All Time』
 でも本作は選出されておりましたっけね…
 
22・『The Sixth Sense (シックス・センス (1999))』
 オチを知ってから観直すと、実によく計算されて作られた作品だと解るけれど… ショッキングなのかなぁ…
 
23・『S.O.B. (1981)』
 未見。DVDジャケ見てもわかんね。
 
24・『Jawsジョーズ (1975))』
 インパクトあったよね… っか編集と撮影と演出が巧いからなんだけど、本当にスピルバーグって才能があるのがよく解る一品かと。
 
25・『Where’s Poppa? (1970)』
 日本で公開サレテナイモノは知らんぞな。
 ただ選考理由の1つ
アメリカ映画史上、初めて『cocksucker』って言葉を使った」
 ってのなら『DeepThroat (ディープスロート (1972))』の方が余程ショッキングではなかったのかなぁ… とか思うんですけども。
 

 
 ま、毎回思うんですが納得いかねぇのも含めての味、なんでしょうかね。
私ならバスター・キートンの作品とか選びそうですし、人それぞれ「思いもよらぬ事に衝撃を受けた」ってのはHorro(恐怖)と同じく色々とありますし、のぅ… って事で、
「あなたのハートにはどんな映画が残ってますか?(木村奈保子風)」 
 

■ 前回記事。
■[映画] The 50 Greatest Independent Films
■[映画] the 50 Greatest Horror Movies Of All Time