佐野様への御返事というか粘着(笑)。

 
 元記事は「コチラ」
 コメントにはコメントで返そう、っと思ってたんだけど弔文、
もとい、長文になりそうなのもあってこっちで書いてTBっと。
 
 昨日の夕方、大垣駅前で宣伝カーを使って本日岐阜産業会館で
行われる全日本の興業の宣伝をしていて、しきりに
「曙参戦!」
 を連呼していたけど、新日本が名古屋で興業をする時に一番、
宣伝カーが連呼するのって選手名じゃなくて
「地上波TV放送決定!」(←コレ、本当なんだよ(笑))
 だったよな… っと思い出したが、そういう点では
「プロレスの復権にはTV、それも地上波の獲得」
 ってのもアリなんだけど、でも
「今のプロレスというソフトが地上波のゴールデンに放送されて
視聴率を獲れるクオリティーと意識が選手や団体にあるのか?」
 って点では私は疑問、っか否定的な印象しか持てないんですよ
ね… って事はさておき、ぶっちゃけ新日本の凋落を嘆く御仁は
一杯いるであろうし、それぞれに思う事をブログなりで書いてる
であろうが、結局ファンを顧みないで自分達の都合でだけやって
る会社なんて潰れるしかねぇよ、しかも興業会社なんだから、と
いうオチもとりあえず置いておいて、それでもやるべき事っての
は私は話題作りやストーリーライン以前、まずレスラーという芸
人の質の向上と、それを一見さんにも解り易く見せる事を徹底し
ていく事が大事なんじゃぁないのかなぁ… っと思いまする。
 
 って事で以下、思いつくままレスラーに対して、ってのだけに
限った要望を書いてみますと…
 
1・コスチューム、技を被らせない。
 遠目からでも、ハイスパートでもつれても違いが解るようにと
するのはショウとしての基本かと。
 
2・カウント2.9プロレスはビッグマッチ限定。
 どの試合も2.9ばっかじゃ飽きますしね。
 
3・当人の気質に合ったギミック、役柄にする。
 永田さんや四代目タイガーはナチュラルヒールでしょうに…
天山さんのコメントはどれもイッパイ過ぎて聞くのが辛いです…
とか、色々思うもんで。
 
4・ヒール、ベビーの徹底。
 上記とダブるのですが、ワケのわからんチーム対抗なんてのは
社内派閥の足の引っ張り合いにしか見えません。それこそ民主や
社民党のゴタゴタ程度の醜い茶番じゃ見てる方はシラけるだけ。
 で、ベビーのヘビー級トップに中西、ジュニアトップが中邑、
ヒールのヘビー級トップは永田で、ジュニアは四代目寅、って軸
だけは動かさずに対立、ってだけでも解り易くなるんじゃぁない
かなぁ… なんかその場しのぎの野合、離散ばっかじゃぁねぇ。
 
5・ボイストレーニングの義務付け。
 本当は体系も含めた総合的な肉体管理を求めたいのですがそれ
ではジャパニーズスタイルの泥臭い味が消えるので発声改善だけ
はお願いしたんですよね。
 何を言ってるのか解らんのは話にならんし、声の存在感を上げ
るだけでも舞台の印象は相当変わりますしね。
 
 … っと、まぁこんなトコロでしょうか。
お話なんて結局、時の流行り廃りとの関係もあるしTVでの放送
時間もあるからみっちりやったってしょうがねぇんだから、無理
に整合性を持とうとするのではなく、軸を確立した上でその時勢
臨機応変に対応出来るだけの基礎をまずレスラーが築いていく
からしか始らんのではないかなぁ… っとか、まぁ私も結局は
ありきたりの事しか思いつかないんですが、でも時折CATVで
チラリと見る新日本はそのありきたりの事すら出来ていないとし
か私には見えませんしのぅ…
 WWEの如く一分一秒を何百というチャンネルの選択権を持つ
視聴者から奪っていかねばならない緊張感と責任を今の新日本の
選手に求めても無理でしょうから、それなら小演劇、大衆演劇
してのプロレスというビジネスへの変換をする為にも基礎の確認
と構築こそ… ってのは厳しいのかもしれませんけどね。
 一般的な日本のプロレスファンには論外な意見でしょうが、
「情報公開すれば大成功!」
 って今だに馬鹿な寝言を言ってる輩よりは建設的だと思うんで
すけどね(笑)。
 
 まぁ、私の思った事を実現させる為にはまず、
6・最終決定権を持つプロデューサーと編集者の育成、確立。
 ってのが一番大事だとは思いますけどね…
 本来はブッカー、レフリーと言うんでしょうけどね。
 
 まぁ私の偏見なんですが、
「脚本も演出&編集も役者も皆、良い」
 がベスト、
「脚本も演出&編集も役者も皆、駄目」
 がワーストであるとして、どれか1つが良いとするなら
「演出&編集が良いから、脚本と役者が駄目でもいい」
「役者がいいから、脚本と演出&編集が駄目でもいい」
「脚本が良いから、演出&編集と役者が駄目でもいい」
 って順になる私の演劇(ショウ)観、ってのもあるんですけど…
 
 と、あんま御返事にもならなくなってスマヌ。