「嬉しいやら悲しいやら。」(雑記)

 
 某所よりの御好意で『ECW - One Night Stand』のPPV版を入手したが…
いやぁなんですか、あの観客の合唱は! なんかもぅ観ていてゾクッっときたと
いうか… そう、DVD版は音楽の差し替えだけでなく観客の歓声もミュートし
てたから、観客の動きが音楽とチグハグなんですよ。でもまぁそういうものかと
特に私はそれ以上の疑問も感じていなかったんですが… でもPPV版を観ると
ねぇ… あの一体感が削除されているのはあまりにも辛いなぁ… そうか、あの
拳を突き上げるのもオリジナルだとピッタリと合っていたんだ! とか、ねぇ…
 そう思うと、あのDVD版の編集者はセンスねぇよなぁ…
 
 だって考えてもみて下さいよ。
音楽に合わせた観客のウェーブやアクションが、別の曲に差し替えられていて、
てんでバラバラに見えるような編集のなされたライブのソフトってアリだと思い
ますか? これ迄もWWEのDVDで曲の差し替えやシーンの差し替えはあった
ものの、大枠というかそれ自体は瑣末なものでライブの臨場感やらを壊すような
ものではなかったのと比べるとこれはあまりに… 辛い。せめて、リズムくらい
合わせてやってくれたっていいじゃねぇか… なのに偽曲ループを被せるだけだ
からズレてんじゃねぇかよ…
 
 御好意によって観られた事であの日の会場の観客の興奮を、熱狂を感じる事が
出来たのはとても嬉しいんだが、尚更、DVD版が悲しい。世の中、知らないで
いた方が幸せな事は多いし、知ったところで不幸にしかならん事も多いけどさ…
もぅこれだけネットが発達している時代に、しょーもないコトでケチつけるよう
な真似をせんでもなぁ… いくら経費削減って言ったって、この改竄も含めての
マイナスで売れた筈の数、お客だって減ってんじゃねぇのかなぁ…

(それとも「だからPPVを買えよ」って事なんだろうか? にしても、ねぇ…)