「恐ろしい… 」(日記)

 2002年の3月のあの日、ドリキャスは電源は入るもののディスクを
読み込もぅとはしなかった。インターネットへのキッカケになったハード
ではあるが購入から既に3年、一度修理に出した愛着もあったものの、既
セガは既にハードからの撤退をしていたし、私自身TVゲームをプレイ
する事への飽きもきていたので
「丁度いいキッカケかもしれない… 」
 とソフトや周辺機器ごとまとめて押入れに片付けて以降、なんとなくした
くなる時はSFCかサターン、もしくはPSをチョロっとする時はあったが基本
的にゲームからは離れていた。壊れた、と思ったハードを捨てれないでいた
のは自分の名前の入ったイリキャスだったってのもあるし、ゲームそのもの
への思い出もあるが、結婚前までは妻とメールなどをしていたハードだった
ってのもあって… って感傷的かもしれんけれど。

 そして時は過ぎて。

 妻へのお土産がてらPS2のソフトの棚を見るついでに何となく他のハード
の棚を見ていて、それこそ捨て値の価格にまで下落したGBやSFCやサターン
だけでなく、何となくドリキャスのソフトもポツポツと買ってはいた。何せ
数百円の代物ではあるし、いつか感傷がてらやってみたくなる日も来るかも
知れないし… っと。

 で、

 ある程度溜まってきたトコロでブックオフで、本体のみのが¥3980で
売っていたので衝動的に買ってしまったのが水曜日の夜。仕事がここんとこ
クソ忙しいのもあっての発散買い、って部分もあったが…

 VM等を引っ張り出したついでに出てきたイリキャス、本体内蔵のデータは
無理にしても妻とやりとりしたメールのデータくらいはなぁ… っと何とな
くTVに繋いで電源を入れてみると…

 <font size= 7 >動いた!</font>

 あの日、何度も何度も試してみたが、それこそモーターが焼き切れたかの
ように動かなかった筈のドリキャスがキチンとソフトを読み込んで立ち上が
った。その瞬間、自分の手が震えた。
「あ!」
 急いでネットへの設定変更をしてメール等は全てPCへと送信、折角買った
ハードはとりあえず動作確認をして大丈夫なのが解ったので片付け、とりあ
えずイリキャスにて今まで買ったゲームをプレイする事にしたのだが…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 気がつけば、もぅ24日になろうとしている(汗)。

 恐ろしい…