「世間との距離。」(プロレス雑記)

 ハッスルに限らず日本に来たがる選手が多い、ってのを
そんなに喜んでもいいものなのかどうなのか… と最近は
ちょっと考えるようになってしまう。

インディーに比べたら破格の待遇である事は間違い無いし
自分のキャリアにおいても有効、おまけに試合での制約も
少ない… って点はよ〜く解るんだけど、それはあくまで
若い選手に限っての事じゃぁ無いんだろうか?

 いやね…
 最近フト思ったのが、
「このところの新日本とか全日本とかハッスルとかのVを
観て、『これなら楽』って思ってんじゃぁないか?」
 ってね。
でなきゃぁ怪我でセミ、フル・リタイヤした連中がこぅも
出るものかね? 人と人の繋がりがあったにしても、でも
例えばSCSAなんてボロボロになっててWWE以外での
知名度はゼロに等しいのに来たがってるけど、自分がある
程度のパフォーマンスが出来ると思うだけの根拠って一体
どこから来てるのか? まさか日本公演だけで? …って
思うとちょっとねぇ… ってのはヒネクレ過ぎかなぁ?

「今の日本のプロレスってこうだよ〜」
 っと、去年のNoahの「小橋 vs.三沢」やUスタイル
を見せたらどうなるのかなぁ… とか思ったりもします。

 無論、日本スタイル自体の良さもあるし、OVWのよう
な養成組織として残るべきだとも思うんで、有名外人参戦
を一律に否定はしませんけど、現在のプロレスマスコミの
あり方が変わらない以上、パイの縮小傾向ってどぉ〜にも
なりゃぁしない事を思うと無駄に思えるんですけどね…

 単に地上波がつく・つかないの話、っか状況じゃぁない
と思うんですがね、私… それこそ世間との距離ってもぅ
とんでもないくらいについてるんじゃぁないのかしらん?
 それを縮めるのはアメリカ国内では有名な外人レスラー
の起用では無いと思うんだけどなぁ…

(と思うのは最後の『未知の強豪』幻想を満たしてくれて
いたリングスの元ファンだからかもしれませんけどね。
ビジネスとしてのリングスは失敗しちゃったから全部真似
するこたぁ無いけど、でもなぁ… とか思ったりしてます)