『Weird Al Yankovic 〜 』 (その1)

 って事で一体どれほどの需要があるのかも不明だが、とりあえず
<a href="http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B0000DC13R/qid=1075425193/sr=1-8/ref=sr_1_8/102-2902580-8664918?v=glance&s=dvd">『Weird Al Yankovic - The Ultimate Video Collection』</a>のレビュー
いってみます<font color= white >(っか日記のネタが無いんだよ、諸君)</font>。

 日本では『Eat It』の一発屋という認識が一般的だと思うヤン・コヴィック
ですが、アメリカでは現在でも現役でツアーも頻繁に行っております。
そんな彼の歴史をまとめたこのDVDを観れば、彼のパフォーマンスだけで
はなく音楽性の高さ… 日本での「替え歌」が基本的に「音」で似せるもの
であるのに対してアルの「parody」の場合は「リズム」「韻」までも似せて
いる… もよく解るかと思います。
 ちなみにこのDVD、「リージョン1」と表記されてますが私の購入した
ブツは「リージョン0」でした。まぁ『Seven Samurai』のように初版だけ…
ってのかもしれませんが。

 って事で収録順に解説をば。

<font color= blue >1.Fat
parody of "Bad" by Michael Jackson</font>
 多分、日本でアルのPVというとコレか「Eat It」がメジャーでしょう。
が、曲やPVとしての作り込みって点で以降に収録されている作品と比較を
すると「掴み」だと思えます。
「いかに俺はデブなのか」
 と堂々と笑える歌にしているのも見事なら、マイケルの元PVを小ネタで
イジり倒した一品。

<font color= blue >2.Amish Paradise
parody of "Gangsta's Paradise" by Coolio</font>
 アメリカのコメディでよく使われるアーミッシュのネタを、見事にラップで
演っちゃった一品。原曲の暗さをアーミッシュの生活の辛さにスライドさせた
手腕はお見事。

<font color= blue >3.It's All About The Pentiums
Parody of "It's All About The Benjamins" by Sean "Puffy" Combs</font>
 こちらもラップなんですが、イカし過ぎです。コンピューターをネタにし、
「で、手前ぇは何になりてぇんだ? ハッカー? クラッカー?
 ケッ、このウスノロ!」
 と本家越えしてる過激さと過剰なゴージャス感が最高です。

(以下、最後まで続く。でもタグ込みで1000文字ってのは… こういうの
をやる時に辛いなぁ… )