「ノロケでしかないとしても」

 仕事の山、っ〜か波が、平坦とは言わんがせめて続いて
くれるだけでも… とは思っても、そうかいかないのが
リーマン・ライフ。チョイとくさくさした気分をゲーセン
で晴らして家に帰る。
 
 以前ならば、
祖母と母の折り合いが最悪だったので私もあんま真っ直ぐ
家に帰る事はしていなかったし、いちリーマンとしてでは
なく一人の人間として扱ってもらえる場所にと足が向いた
ものだが、最近は祖母はくたばったし、家庭ってので私の
ポジションというか「役割」みたいなものがあるし。
 
 ま、
居心地がいいから、とっとと寄り道しないで家に帰る様に
なった。「居場所」ってのも色々あるが、まずは、なに
よりも家が今の私には心地良い酔い。
 
 普通ってのはまぁ、よくわかんねぇけど。
家があり、妻がいて、自分の趣味もあって、居心地がいい
って以上に何か求める気にはなれずにいる。